はじめに
夢を叶えるゾウを2020年夏に読書しました。私は夢をかなえるゾウシリーズの本を読んだ事がなかったのですが、2020年夏に新刊として、発売された夢を叶えるゾウ4を最初に読みました。夢を叶えるゾウ自体ものすごく読みやすい本で、良いで気付いたら、あっという間に読了しておりました。この夏はコロナ禍の影響で、帰省も出来なく、時間もあったため、夢を叶えるゾウ1~3まで購入して、結局夢をかなえるゾウ1~4まで一気読みました。最初に4だけ読んで時と後から、1~3まで読んで4を読んだ後だと、読み終わったときの感想が違くて、面白かったです。是非、今まで夢を叶えるゾウを読んだ事ない人は1~4まで一気読みをお勧めします。普段読書が好きな人であれば、恐らく、2週間程度で読破してしまうと思います。それでは私の夢を叶えるゾウの感想を1~4までそれぞれ、書きたいと思います。恐らく、この本は自分の置かれている状況によって、解釈が変わってくると思いますので、各々の解釈を聞いてみるとそれぞれ、感想が違ってく、楽しいのかなと思います。まずは、自分の感想分を簡単に書いてみます。
夢をかなえるゾウ1
現状に満足していない主人公が、自分の人生を充実させたいと思っている。そこにガネーシャが現れて、課題を出して、主人公が成長していくというストーリーです。身近な事から、始まる課題は私自身も実践している事も多く、靴磨きやトイレ掃除は今では習慣的にやるようになりました。風水ではないけど、身の回りのものを綺麗に扱うと見方が変わってきて、主人公は成長していきます。周りの人間関係も良好になり、人との接し方が変わっていき、主人公の人間力が高まっていくのが目に見えてわかりますし、私も募金をするなどの相手にgiveをするという考え方を実践していくと成長できるなと思いました。最後の課題がこの本の最大の特徴であり、それまでの課題を実践していたからこそ、最後の課題を実行できると思います。最後の課題は応募するという事だと私は解釈しています。
応募する=実行する
周りの人への感謝の気持ちやよいところを発見する等の課題は応募し、実行するための下準備のような気がします。これは非常に重要な事で、この本の最大のメッセージだと思っています。どれだけ自己を高めて、現状を良くしても、良くしたつもりになっているだけで、実行しなければ、何も変化はないという事です。夢を叶えるためには人間力も大事だけど、行動をしなければ、結局何も変わらないというのを学んだ気がします。
夢をかなえるゾウ2
この本の感想はあっという間に読み終わりました。夢を見つけて、実行しているにも関わらず、成功の芽が出ず、時は流れ、お金のない生活を強いられている状況です。本の主人公はお笑い芸人でしたが、きっと、同じ状況の人はいると思います。例えば、役者や歌手等の芸能系、料理人や伝統製造業等の職人系の人等だと思います。国内企業のサラリーマンは基本的に年功序列で給料が上がるので、そういう事はないですが、もしかしたら、外資系のサラリーマンは該当するかもしれません。この本で大事な事は夢に向かって走っている時の悩み等は周りの意見を聞き、自分の目標をはっきり口にして、実行することの大事さを学んだ気がします。この本で感じた事は夢に向かって努力していてれば、その副産物として、技術が身につく事があるという事です。夢に向かって努力して、自分の中で、その夢が想像していたことと違ったとしても、それはそれで良い事なんじゃないかと思います。夢が変わるのはむしろ良い事で、夢に向かって努力した事によって、向き不向き、自分の本当にやりたかった事が分かる気がします。その点は夢をかなえるゾウ1の延長線上にあるのかなと思わせてくれます。夢に向かって活動して、本当の夢が見えてくる。夢に向かって、努力したからこそ、様々な技術が付くという事を教えて、貰いました。まずは行動する事。行動することによる無駄な事等はないんだと思わせてくれる非常に良い本でした。
夢をかなえるゾウ3
この本は今までのシリーズと少し、違う気がします。ブラックガネーシャが出てきます。ブラックガネーシャと稲荷の対決がストーリーのメインですが、仕事に対する考え方を改めるに良い本だと感じます。また、努力に対する考え方が非常に良かったです。私の心に響いたのは手塚治さんの死ぬ間際のストーリーでした。他人からしてみれば、努力に見えても、本人からしたら、努力ではなく、行う行為それ自体が好きな行為であるという事なのかなと思います。本には書いてないですが、野球選手のイチロー選手が努力を努力と思っていたら、続けられないという趣旨の話をしていたyoutubeを見た事がありますが、同じ内容だと思います。小さな努力を習慣化していけば、大きな夢に到達できる。そして、本の中では努力の仕方。商売の本質。仕事に対する考え方。特に仕事に対する考え方で、下記の考え方は今後の自分の仕事に対する考え方としても非常に参考になりました。
自分で自由にできる仕事を作る。
そして、この本は夢の実行力を高める本だと感じてます。夢の先の実現した事、欲しい物を身近に置くことで、夢の実現力を高める事が出来るだと思いました。努力は我慢ではなく、夢の実現させる方法という事。実行力を高めること等を学べました。
夢をかなえるゾウ4
夢をかなえるゾウ4は夢の手放し方がメインテーマだと本の帯などには買いてありましたが、私が読んだ感想は死に対するテーマを感じました。以前にイエール大学の死の講義というのが話題になりましたが、それに近いように感じました。人生は有限である事。そして、だからこそ、本当にやりたいことをやらなければ、すぐに終わってしまうという事。bucket listを作るという作業等、人生を視覚化する事。恐らく、多くの人が死ぬ間際に後悔する事があるのだと思います。死とはそういうものなのかもしれません。人生の目標は夢を叶える事ではなく、幸せになる事だと感じさせてくれる本です。後悔しない人生を送るためには人生を充実し、幸せになる事だと強く感じました。だから、夢を追うばかりが人生ではないし、夢を追う事自体に集中するために多く事を失う可能性もあるという事です。この本で心が動いた言葉は下記です。
無いから、苦しいんやない。奪われたから、苦しいや
人生の大事な事を言い現わしていると大変感動しました。最初から無ければ、不自由と感じない事は多いと思います。ないから、不自由ではなく、奪われたから、不自由なんだという事です。多くの日本人は義務教育を受けて、文字の読み書きができます。そして、多くの本やテレビ等のメディアで小さい頃から、『夢は努力すれば叶う』というマインドを植え付けられているように感じます。夢を持つ大切さとか、目標に努力する重要性等です。でも、それは同時に目標に向かって努力して、夢が叶う事を否定されたら、奪われたと感じるですよね。元々、夢なんて、叶わなくても、十分幸せになれるのに、奪われたから、悲しい気持ちになるのかも知れません。なぜ、悲しい経験をしかきゃいけないのか。それは光と影が両輪のように悲しさを知ったから、喜びがわかる人間になれる。喜怒哀楽をすべて、経験することが幸せの本質を掴むことが出来るとこの本で学びました。
まとめ
もし人生に悩んでるなら、夢をかなえるゾウは読んだ方が良いです。この本に2020夏に出会ったのは何かの導きかなと思うぐらいに感動しました。この本は読むタイミングよって、解釈が違うと思いますが、自分の人生を価値あるもの出来る気がしてます。あとは実行するだけですね。行動しなければ、何も始まらないとガネーシャ先生に教わった気がします。
コメント