サラリーマンの副業でFXを楽しんでいるとFXを出来る時間が平日の夜のみになってしまいます。週5日出来るかと言われると、接待や残業などで週に5回FXをゆっくりできるわけではないです。そんな中、FXをやっているとせっかく、FXをやっている時間が出来たのだから、ポジションを取りたいと思ってしまいます。しかし、FXをやっているというのはポジションを持つことではなく、エントリータイミングから、エグジットタイミングのシナリオが自分の中で作っていくことが肝要だと思っています。例えば、夜の9時から12時までFXを見ていても、エントリー出来ないことがあるのが、普通です。1日8時間ぐらいの専業の方でFXのエントリーが3回~5回という世界なので、副業で兼業トレーダーがエントリーを詰まらせるのは普通だと思います。ちなみに私は15分足をメインにデイトレしてますので、週に2回~4回エントリー出来たら、自分の中では満足です。1回のエントリーで10pips~取れる場面でないとエントリーしないです。損切位置は10pipsに置くことが多いので基本エントリーは指値と逆指値を活用します。
なぜなら、私はメンタルが強くないので、成行エントリーは失敗するケースが多いからです。なぜ、成行で失敗するかというと迷いが生じてしまい、シナリオのエントリーより、3pipsズレるなんていうことがよくあるのです。10pipis狙っているのに3pips失うのは3割の利益減です。そして、ロスカット位置も必然的に3割増しです。つまり、10pipsの利確と損切を想定していた場合、利確が7pipsで損失が13pipsのシナリオに変更します。リスクリワード比率が1だったのが。0.53という最悪のエントリーになるからです。FXの理想はリスクリワード比率が2です。
リスクリワードが約4倍のリスクに増加です。エントリーをシナリオと3pipisずれただけで、トレードシナリオが崩れて、負けトレーダーの道をまっすぐ向かいます。リスクリワード比率が1以下でエントリーするのは期待値という面では負けるべくして、負けます。一回のトレードでは勝つ場面があると思いますが、10回トレードしたら、資産は減る一方でしょう。これはトレーダーはカジノをやる側ではなく、カジノを経営する側になりなさいという言葉の本質ではないでしょうか。
メンタルが弱い人はメンタルが弱いと自覚し、メンタルの弱さをカバーする仕組みを考えることが勝利への近道だと思っています。
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