ブラック企業

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最近、電通の事件でブラック企業とはなんだろう?と考えませんか。私は考えます。ブラック企業を定義するのは出来ないとも考えています。なぜなら、ブラック企業とは社員全員にとって、ブラック企業であるとは限らないからです。ブラック企業は残業時間が多いとか少ないとかでは決められないです。なぜなら、苦痛の100時間残業と楽しい100時間残業は間違いなくあります。楽しい100時間はきっと、ある程度責任と裁量を任され、成功体験をする事によって、苦労を充実という解釈に変える事が可能だからです。一方で、苦痛の100時間はやらされる仕事で自分で判断が出来ない仕事です。つまり、奴隷のように働く100時間はブラックでしょう。これは自尊心を亡くしてしまいます。間違いなく、年齢でキャリアを判断する日本社会では若手は奴隷のように扱われてるケースが多いです。確かに自分で判断できる仕事を任される事もありますが、それは育成に力を入れることができる大手の会社でしょう。右肩上がりの社会は終焉を迎えており、現状維持が目的になってる会社では育成は難しいでしょうか。よって、同じ会社で同じ残業時間でもブラックかホワイトかはその人によって、違うでしょう。ブラック企業認定というのは何かおかしいように感じます。今後、ブラック企業と感じる人を無くすためには会社はどうしたら、良いかは簡単です。すべての仕事を定時で切り上げるようにするだけです。一日8時間のみ働くようにすれば、仕事以外の時間が多いわけで、精神的にも肉体的にも束縛されないからです。また、最低賃金も上げなければならないです。当たり前ですが、そういう国って、オーストラリアとか欧米の国々の働き方ですよね。日本はかなり、無理して成長してきたので、社会の歪みを直せなかったのでしょう。

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