前回、build flight timeというのを書きましたが、どれくらいあれば、エアラインパイロットになれるのかを実際の求人票を見てみたいと思います。最近では一昔前と違って割と募集の条件は緩いものが多かったりするので、参考までに探してみました。おそらく、募集条件が比較的楽なものは下記だと思われます。
non type-ratedってというのはすごく良い事だと思います。このA320のtype ratingを取るだけで、25,000-30,000USDぐらいするので、これを自費ではなくて、航空会社が負担してくれるのは世界的には珍しい事だと思います。さらにtotal flight timeが1000時間というのも比較的ハードルが低いです。問題は10,000kg以上の500時間ですが、これも私用事業のパイロットを2年ぐらいやれば、クリアできる数字なので、問題ないのかと思ってます。一昔前はtype ratingとジェットタイム1000時間とかの求人が多かったを考えると時代は緩やかに変化しているのを実感します。これは非常にいろんな人にチャンスが出てきたと思ってます。また、日本人は比較的どの国でも労働ビザがおりやすいのですが、自国のパイロット育成のために自国民以外は求人しない航空会社もあります。そのため、日本人は海外の航空業界において、パイロット不足になりやすいと考えます。なので、こういった求人に積極的に応募して海外でのキャリアを積めれば、世界中の求人に応募できるという特権を持つ事ができます。まだまだ、航空業界はパイロット不足の問題を抱えていますので、是非求人票にチャレンジしたいですね。
コメント